【流行語?音楽が元ネタ?】チルってるやチルアウトの意味とチルいシンセサウンド
この言葉を初めて知ったきっかけは、DJの先輩のひとことでした。
クラブ系イベントの設営を野外で手伝ったときの話です。
「チルアウトスペースはここに作ろっか〜」と先輩は言いました。
「なんですかそれ?」とすぐに聞き返したことを今でもよく覚えています。
かなり前の話で、この出来事は2010年ごろです。
それから派生していったのでしょうか?
今では、「チルってる」や「チルい」なんて言葉も聞かれるようになりましたね。
今回はチルアウトの意味や語源、使用例、音楽との関係性について書いていこうと思います!
詳しくご説明しますので、どうぞご覧ください!
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音楽史におけるチルアウト
チルい音色のシンセサイザー
ここまでは他のサイトでも調べれば結構ヒットすると思います。
本筋からは逸れますが、ここからは「スタジオラグへおこしやす」ならではの機材紹介に参りたいと思います。
では、チルいサウンドを奏でるシンセサイザーをご覧ください(笑)!
興味のない人はスルーしてくださいね……。
WALDORF/MicroWAVE XT
WALDORF(ウォルドルフ)というドイツの電子機器メーカーの製品です。
こちらは中でも名機と呼ばれており、PPG(WALDORFの前身となる企業)のWAVE(世界初のデジタル方式のウェーブテーブル・シンセサイザー)の技術を採用したMicroWave XTという機種です。
すい星のような赤いボディが斬新で、通常の3倍きらびやかに聞こえるかもしれません。
内部のエフェクターのみでサウンドを完結させています。
ROLAND/Alpha Juno MKS-50
Roland(ローランド)のMKS-50、Junoの隠れた名作です。
Alpha Junoといえばシリーズの中でも特に、レイヴィーなウーバーサウンドで一世を風靡(ふうび)しましたが、こんなチルい音だって出せるんです。
動画内では、STRYMON ( ストライモン ) のBIGSKY Reverb、EVENTIDE ( イーブンタイド ) のTimeFactorと組み合わせてサウンドを作り込んでいます。
む〜っ、ファットなハーモニクスですね!
Behringer/DEEPMIND 12
Behringer(べリンガー)が開発したシンセサイザーの初号機として大変話題となったDEEPMINDです。
ブランドの中では価格帯も最上位にあたり、当サイトでも特集しました。
ベリンガーのアナログシンセサイザーDeepMind 12ってどうなの?
宇宙と交信しているような壮大なサウンドですね。
iPadなど外部端末を使った最新のエディット機能にも注目です。
Access/Virus B
バーチャル・アナログシンセサイザー・ブームの火付け役となったドイツのメーカーAccess(アクセス)のVirus Bです。
シンプルなメロディでここまで楽しめるシンセサイザーはそうそう見当たらないと思います。
丸みを帯びた柔らかな音色から、鋭くうねる音色までオリジナリティーあふれるサウンドで耳が幸せになりそうです。
スピリチュアル系でしょう?
なんと、トランスやEDMの音作りにもよく使われています。
最後に
クラブカルチャーの中で使われてきた言葉が近年一般化しています。
クラブ用語で面白い響きの言葉があって気になったら、皆さんもぜひ調べてみてください。
そして、日常生活の中に取り入れてみてくださいね!